プリザーブドフラワーとは1991年にフランスのヴェルモント社がパリで発表した「長寿命な切り花」の製造技術からスタートしました。

この技術は植物の樹液と有機保存液とを置き換える特別な技術で、花の組織を完全に保ちながら、脱水、浸透、排水、乾燥の4段階を経て完成するものです。 
プリザーブ（Ｐｒｅｓｅｒｖｅ）とは「保存する」という意味で、 生花にプリザーブド加工技術を施すことによって、 生花さながらの美しさと瑞々しさ、風合いなどを長期間保つことが出来ます。 お花の種類はバラだけではなく、カーネーション、ラン、カラー、アジサイ、ダリア、トルコ桔梗などのお花や葉っぱ類のグリーンなどもあります。今まで茎のなかったバラのプリザーブドフラワーにも、茎付きのプリザーブドフラワーも発売されました。 ただ、これは今現在の話。プリザーブドフラワーの研究も積極的に行われており、花材も徐々に増えていく予定です。

プリザーブドフラワーの特徴

プリザーブドフラワーの一番の特徴は、もちろん！質感を保ちながら長い間咲き続けること。

保管に気をつければ、1～3年、またはそれ以上楽しむことが出来ます。 水やりなどの手間がかかりません。
カラーバリエーションが豊富で、青いバラなどもあります。

取り扱い注意点

直射日光の当たる場所、湿気の多い場所での保管はできるだけお避け下さい。 
エアコンなど直接風があたらないようにして下さい。乾燥しすぎると、花びらがひび割れすることがあります。 
布などに長時間接したままにしておくと、色移りすることがあります。特に湿気の多い時や濃い色のお花をつかっているときはご注意下さい。

プリザーブドフラワーメーカーの種類

Florever（フロールエバー）

原産国がコロンビアの為、日本ではコロンビアローズとも呼ばれております。 使用する生花を厳選することと、独自の加工技術により、生花により近いやわらかさ、瑞々しさ、透明感があります。

Vermont（ヴェルモント）

優雅な花の開き方、シックなカラーバリエーション、そして丈夫さが特徴。 特に加工の特徴から、湿気に強く、色落ちしにくい傾向があります。

Verdissimo（ヴェルディッシモ）

エクアドル産他のバラの花びらはソフトで瑞々しい感触があります。バラのほかにも多数のリーフ類がラインナップされています。

大地農園

日本人好みにあわせた上品な花形とカラーバリエーションを展開しています。 また、あらゆる素材のプリザーブドフラワー開発を目指しているため、自然な明るさグリーンアイテムも充実しています。

プリザーブドフラワーの花の種類について

プリザーブドフラワーの主な花の種類はバラ、カーネーション、ラン、カラーなどです。 もちろん、もともと生花ですから一輪一輪表情が違います。また、大きさも、大輪のバラがあったり、スプレーバラがあったりなど、豊富にそろっています。 その中でもバラの種類は豊富ですので、プリザーブドといえば、バラというイメージもあるかと思います。 メーカーによっては、色ごとによって、同じお花でももともとの品種が異なることもあります。 （例えば、赤とピンクのバラでも、大きさも巻き具合も微妙に異なっていたりします。） その他グリーンは豊富に揃っていますので、色々なデザインがお楽しみいただけます。

Ange（アンシェ）ではその時その時のアレンジにより、様々な種類のプリザーブドフラワーをお取り扱いさせていただいております。 
（産地やメーカーの違いにより、同じプリザーブドフラワーのバラでも巻き具合や、質感など、さまざまな違いがあります。）
また、様々なプリザーブドフラワーが開発されてきているため、上記にないメーカーも取り扱っていることがございますので、ご了承下さいませ。